市場の動向
市場の動向
「迫る2018年の悲劇 不動産バブル大破裂」「自己破産する家主が増加」 って、ホント?
最近目に付くこの手の記事 参考になる部分もありますが、ちょっと懐疑的に見ています
http://www.rakumachi.jp/news/archives/175248
楽待さんにこんな記事が掲載されていました。
投資家さんの中にもこうして「自分は違う」という方もいっらしゃるのですね。
それはそれで良いとして、不動産投資は需給バランスが非常に重要ですが、
高値で売却するタイミング、安値で購入できるタイミングは限られています。
そのため買手市場、売手市場を見極めなければなりません。
現在は売手市場が少しづつ薄れ高額売却が狙える可能性が少し減ってきている様に思います。
以前よりこのタイミングでどう動くかが不動産投資には重要だとお伝えしましたが、
現状の物件売却の足かせとなるのが、オバーローンで借りてしまったため値上がり分も
元本返済に吸収されてしまう、そしてさらに値上がり分に所得税等が課税される。
恐ろしい事に利益がでてもキャッシュアウトの方が多い、
まさにこれは黒字倒産と同じ概念です。
辞める(売る)に辞められない(売られない)状況なのです。
企業の場合、キャッシュフローの問題なので、よっぽどのことがない限り追加資金を借りるなどして、対策を打てますが、
不動産投資の場合はその様な状況の中でも運用期間中は追加融資は難しいですし、
売却の際にはしっかり元本返済をしなければなりません、
そして怖いのがこの機を逃して築年数が20年を超える物件のケースで
将来キャッシュフローが改善され賃貸経営が今以上に軌道にのるという事が想像できますでしょうか。
恐らくありえませんよね、、、、、
この4~5年位で(素人)サラリーマン投資は加熱しました、
殆どの方が斡旋業者の言いなり投資で
現状自分がどの様な立ち位置にいるかわかっていません、
そして売却しようとしても売却できる状態ではない、
もしかしたらそんな事にも気が付いていないのかもしれませんね、
本当に恐ろしい状況かもしれません。
不動産投資のネガティブな記事が増えているのは、
少しづつ最悪な事態が表面化しているのでしょうね。
現状以上のマーケットが訪れる可能性と現在の市場が崩れる可能性
読者の方がはどちらの可能性が高いと思いますか?
安易に想像できますよね、これ以上利回が下がれば
本当に手元に何も残らない投資となります。
不動産投資も戦略が重要です。
現在の市場は売り時ですので、早めの行動を心がけましょう。